- 2022年1月17日
- 設備監視
工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減させた。
活用事例
工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減させた。
- 設備監視
工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減させた。
製造現場で、「工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減したい。」こんなお悩みごとはありませんか。
この記事では、「システムを使うことで、どのように工具原単位を低減するか」、そんな活用事例をご紹介します。
ご要望・課題
- 工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減したい。
- 切削工具の要因(工具破損、切れ味低下等)による加工不良を低減したい。
- 切削工具の交換時期を意識し、生産作業を実施する必要がある。
- 寿命がきた工具交換時に、まだ使用できる工具も同じタイミングで交換してしまう。
解決事例
まず、各設備からショット数を獲得しデータベースに送信しました。
そして、消耗品ごとの総ショット数と基準となる限界命数をもとに、現場に設置した大型モニタへ、交換時期を注意(黄色)と緊急(赤色)で視覚的に作業者へお知らせするようにしました。
事前に消耗品を交換できるようにしたことで、設備トラブルによるライン停止を未然に防止すること、稼働率を向上させることを可能にしました。
活用イメージ
今回ご紹介した事例では、以下3つのことを実現しました。
1.各設備のモニタにて現在値を確認していたが、作業をしながら設備状態の確認が容易に。
2.事前に工具を交換することにより、大きなトラブルを未然に防止。
3.工具寿命の影響による製品不良が大幅に低減。
「工具原単位(製品の加工一個当りの切削工具費用)を低減したい。」とお考えの企業様は多いのではないでしょうか。
今回の事例のように、現場での困りごと(煩わしい・ムダ)をシステム化することで、業務・生産の効率化へ繋げることが可能です。
もっと業務をスムーズにしたい、IoTやDXを取り入れたいとお考えの企業様はぜひ一度ご相談ください!
今回は、消耗品管理についてのご紹介でした。
次回の記事では、予兆保全についての活用事例のご紹介をします。